より繊細な世界に水の香水

カテゴリー：サロン

エタノールと言う、現代の文明が作り上げた物質は、医療にとどまらず、身の回りを清潔にする為に役立ってきました。

我々香りをつくる立場からも、手放せないものでありますが、どうもこのエタノールに強い刺激を感じる人も、かなり出てきました。

特に、肌に直接塗る、化粧品の世界では脱エタノールのような傾向が続いています。

香水は、文字通り香りのする水ですが、この100年ほどは、かなりエタノールに助けられているように思います。

エタノールは、水と違い、除菌に優れていて、まるで一瞬で浄化するかのようなイメージさえ作ります。しかし、逆にそれが常在菌のような本来生命にとって必要な菌も、失わす危惧があります。

今回新たに、水のみで作る香水を出したいと思っています。

まずは、グリーン系でも南インドのベチベルを中心にしたものをイメージしています。ただし、アルカリ性の水と、精製水を使いますが、完全に混ざらないことがあり、何度か攪拌して使っていただくことになります。

ご関心のある方は、お問い合わせください。