世の中を成り立たせているもの
2019年05月18日 UPDATE
Written by: 辻大介
カテゴリー:サロン
システム、仕組み、人の繋がり、感情的なものとか、約束、法律みたいなものもあると思う。
けれども、もっとも大事なものは、熱だと思います。生命そのものも熱によって生かされているとアーユルヴェーダに書かれています。
呼吸と熱は密接な関係がありますが、有酸素運動で燃焼させて、体内に熱を作り出しています。健康だけでなく、精神的なバランスもこの熱が大切なのではと思います。
僕の仕事も、香りの効能としては、この熱を取り戻してきたと思えることが、中心だと思っています。
内臓機能や、血行の良さなどもありますが、あきらかに顔色が良くなると、話し方まで変わってきます。
人間関係やもしかしたら運みたいなものも、この人の熱源が深く関わっているように思います。国も、熱いと感じる国はうまくいくのではないでしょうか。
平成は、色々な意味で冷めた時代でした。冷静さが逆に良いような言われ方もしていました。身体を冷ますことにも、あまり用心していなかったように思います。
身体がもし冷めたら、気持ちはもっと冷めます。やる気がなくなり、目の前のことが成し遂げられなくなります。
不安は、熱がなくなった精神状態です。錯乱は、熱が不安定になることで起こる症状です。無理に安定させようとすると、余計に神経が乱れます。
日本は、火が元にあります。その熱さで成り立っています。身体や心が熱くなることを、忘れないようにすべきです。
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