シャクナゲの香りの中で見つけた世界
2020年11月09日 UPDATE
Written by: 辻大介
コロナがなければ、もしかしたらもうすっかり世の中は変わっていたのではないかと思います。
それまでに長い時間をかけて築いたものが、ちょうど数年前あたりから壊れてきて、全く別の世界を作り出そうとしている雰囲気がありました。
自然の中でも、もっと軽やかなイメージ、風とか気とかそう言うものが主流になりつつあるのでは。
エネルギーは出来るだけ負担のないものが増えていって、高級や重厚なもの、重さや騒がしさみたいなものが避けるようになってくる時代がはっきりときています。
コロナがあろうとなかろうと、そう言う時代は我々の感覚の中には脈々と続いて行って、もしかするとそれは、次の時代、千年以上続くの設計図みたいなものになっているのではないでしょうか。
先日東京のレッスンで、新しい香料を使いました。それほどの変化があるとは思わなかったのですが、ほぼ全員新しい風を見出すことが出来ました。明らかに、今までの感覚とは違う大きな力が加わっています。
コロナが明ければ、急激な世界の動きの変動が見られますが、もうすでに飛行機など風や移動に関するものは大きな変化を強いられています。
自分の中の大きな力を見出して形にする人もいますし、それが何か分からずにただ気持ちを押し殺すように過ごして人もいます。
大きな力は変化を望んで、小さく止まる事をしません。今までの考え方を良しとせずに、大胆な改革などを要求してきます。
しかし、その力は破壊ではなくて、平和な改革だと思います。
調香を受けられる方は、新しい香料で自分の中の風を感じで欲しいと思っています。
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