体がつながっている世界と脳の違い
2021年03月09日 UPDATE
Written by: 辻大介
コロナによって、体は傷つけられ、精神も病んでいる方も多いのではないでしょうか。
体は、普段は脳によって支配されていて、よほどのことがない限り、脳の命令に逆らうことはないように思います。そう言う意味では、体は、脳の動きいかんでどうとでもなるような存在なのでしょうか。
体感といっても、皮膚感覚は全て脳が統括しているのだし、内臓の様子も異常があればその痛みなども脳に逐一届けることが出来ます。しかし、脳自体にもそれぞれの事情があり、特にストレスなどが増えれば、果たしてそう言う管理能力を満たしているかといえば、そこには個人差がかなりあるのではと考えます。
良いボスにつけば、その部下が危険な思いをせずにおれるように、良い脳は様々な危険回避をしてくれるのではないかと思います。神経はいわば、センサーみたいなもので仮に多くの情報を届けたとしても、それを処理出来る能力がなければ、単に情報を流し続けていることのみになると思います。
そうなると体は、独自の情報発信をしなければならず、それが病気もそうですし、体が思い通りに動かないという現象も脳の命令にあえて逆らうことで、危険回避をしようとしています。
体は、独自の世界観を持っていて、たまたま脳の管理下に入っているだけで、もしかすると精神とか魂とも違う何かと繋がっていいるようなものだとか考えざる得ない経験をすることもないでしょうか。
生まれつき頭が良い人と悪い人がいますが、よほど脳障害でもなければ、その後はその人の努力みたいなもので乗り越えることが出来たと言う声も少なくないです。環境の悪いところに人間の努力で生活できるようになったと言うことに似ているような気もします。
逆に生まれつき体に色々な異常がある人は、大人になってからすっかり健康体になったという人は、稀なことだと感じるのが一般的ではないでしょうか。体の丈夫な人は、不摂生でもしない限りは、大人になっても病気にはかかりにくいでしょうし、さらに高齢になってからは、やはり元々体が健康体の人が有利なような気がします。
良い体を授かったと言うことは、良い運命を授かったとも言えなくなく、体にはそういった運命やどこからか来たものが関係しているように思います。
親から貰った体は、そこに様々な祖先からの流れがあり、それが現実に具現化されたものと言うともっとも理論的な説明となるでしょうか。良い面だけを引き継いだ体は、軽さがあり、癖や偏りみたいなものを引継いだ体は、元から重いものがあるのでは感じます。
先祖供養とか、先祖からの因縁とはなんでしょうか。こういった、体にそれが反映されていないでしょうか。インドではカルマもそれが引継いでいるとされている教えも多く見られます。
コロナのよって、その重い人と軽い人の差がはっきり出ているような気がします。出来るだけ早く軽い体を手にした人は、もしかしたらコロナのようなウィルスからも逃れるようになるのでは考えています。
次の時代に人類が進めるかどうかは、その体の軽さが深く関係しているような気もします。
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